■

私も今26歳。今年の誕生日で27になるわけですが、
ファミコン、ＭＳＸ、マスターシステム等のゲームもやったり、
ガンダムこそ一番最初からのオリジナルは見れなかったものの
再放送から見てた生粋の兵士なわけですよ。ありていに言えばオタクですが。
最近はもう新作のチェックなどヌルヌルになっているわけですが
デス種など最近のアニメ、ゲームをみてやって、
そしてそのレビューなどを見て色々と思うことがあるわけです。
お前らに本当の名作傑作がどういうものか教えてやる！
とりあえず今回は余り長編にならないものでな。
ガンダムとかマクロスとかコナンとかきりがないからな。

ＡＫＩＲＡ
制作費1億だっけか？10億だっけか？
もう20年近くも前の作品ですよ。
それがいまでもなんどでも見れます。

風の谷のナウシカ
コメントは必要ないだろう。
私的には劇場3部作でリメイクして欲しい。
ドルクが、そして腐海の森の行く末が描かれきらず
一般ピーポーに絶賛されているのが我慢がならない。

ラピュタ
これもコメントは必要ないな。

カリオストロの城
モンキーパンチの監督でない作品で申し訳ないんだが・・
モンキーパンチのよさはマンガの方で味わっていただきたい。
この頃の宮崎はホント神憑ってますね

オネアミスの翼
よくやったよ・・
ほんとにロケットの発射の資料一体どうやって手に知れたの？
アポロ13とタメ張りますよ。

マクロスプラス
言わずと知れた新の意味でのパイオニアとしての作品。
もう何年前に作られたか覚えていないがいまだまったく色褪せないクオリティ。
当時のＣＭでは「これがアニメーションだ」と歌ってましたな。
ちなみに劇場版には新作カットが結構入っているので
ＯＶＡ4部作をみてから劇場版を見ることを激しくオススメする。

るろうに剣心追憶編
これは以前コメントもしたので省略。

パトレイバー。
1と2共に傑作。3は悪くないがいまいち。
これもコメントの必要なし。

まぁ2時間くらいにまとまったものだけでもあげるとキリがないんですが・・
傑作に共通していることがいくつかある。
一つは人間。
登場人物がいかに生きているか。いかに距離感良く描かれているか。
これは声優による影響もものすごい大きい。
どんなに良い、悪いキャラクターも声優次第で死んだり生きたりする。
二つはスタッフ。
一番大事なのは監督であるのは間違いないけれども
アニメを作っているのは原画家であり動画家であり脚本であり音楽家だったりします。
良い人材が良いアニメを作る。
3つ目、これが一番大事、普遍的循環性。
作品の持っているテーマと言っても良いがちょっと違う。
押井守はパトレイバーは現在においてもまったくこの作品の
持っているテーマは色あせていないだろう。
とイノセンスの製作ドキュメントのなかでチラッと言っていたが、
優れたアニメーション、特に傑作と呼べるものはただの娯楽作品ではない。
話が飛ぶがミヒャエル・エンデ原作の有名な映画作品ネバーエンディングストーリーは
誰でもしているだろう。
だがその作品が未完であるとして原作者エンデが裁判を起こしたことは
知っているだろうか？
当初の契約どおり続編ネバーエンディングストーリー2がちゃんと作られることになったわけだが
これにはちゃんと理由がある。
エンデは娯楽、ファンタジーは現実の人間が心を休める世界であるが
ファンタジーの世界に行きっぱなしでは意味がなく、
それではただの廃人であり（誇張した表現を使っております）
ファンタジーの世界で得たものを現実に持ち帰らなければ何も意味がないと
言っています。
私はこの意見にまったく同意で、だからこそ最近の宮崎アニメが大嫌いなんですが
視聴率を稼ぐアニメ、お金を儲けるためのアニメがあるのは別にいい。
だが作品の中に人を引きずり込むだけの物、
引き込んで返さずにお金を搾取し続けるもの。
そういった作品は唾棄すべきものであると断言する！
そんなんが多いから人間が成長しないんだよ！
（と偉そうにいっても私自身なんどもその泥沼に足を突っ込んでいるわけですが）
つまり作品のテーマと呼べるものに見ている人が触れることにによって
なにか影響を受け、あるいは何かをつかみ、
そしてそれを現実になんとなーくもって帰ってくる。
これこそが今のアニメに求められていることであり傑作のひとつの条件です。
ただ作画がいい、アニメーションが派手、コマ割がおおいとかまったく問題にならない。
ハーメルンのバイオリン弾きのように動かないものもアニメとしては認めたくないが・・
「ヤシガニ」とかもだめな。
おっとまた脱線してしまった。
つまりだ。私が言いたいことはモットいいアニメを観ろ！
以上！