またまた間隔があきましたが以前も言ったように回避のレクチャーをしたいと思います。
私はニコニコでひぐらしを見るのに忙しいのであとは軍曹さんにお願いします。


気をつけェェェェい!
先日見たフルメタルふもっふが実にいい出来だったので私は機嫌がいい。
今日は楽にしていいぞ。
だが気を抜いたヤツは楽にしてやる!
さて、前回まででクリティカルについて基本的なことは学んだ。
今回は立場を変えてクリティカルを当てる方ではなく避ける方だ。
これらは車輪の両軸である。
攻撃を強化したいなら回避を学び、
回避を学ぶには攻撃を学ぶことでより効率よく強くなることが出来る。
まずはおさらいだ。

クリティカルの判定は船首と船尾にあり、船尾の方が広く確実性がある。
このクリティカルのエリアをイメージできるヤツと出来ないやつで
戦場で生きるか死ぬかが分かれるといっていい。よく覚えておけ。
そして意外と忘れ去られがちなことだが船は前にしか進まないし
右か左にしか曲がれない。
つまりどんな船も三つしか行動の選択肢はない。
止まるという行動も含めれば4つとも言えるが。
後ろに進む船を見たことがあるだと?
貴様歯を食いしばれッ!
・・・


(手を拭きながら)つまり致命的なクリティカルを回避する為には二つしか選択肢がないということだな。
攻撃側からみれば相手の行動を強制的に三つから二つに絞り込んでいるといえる。
熟練者による対戦は詰め将棋に良く似ている。
狙った獲物を仕留めるにはいかに相手の行動に制限をかけ
選択肢をへらしそう動かざるを得ないように
コントロールすることが大事だ。
野生の動物の狩りと一緒だな。
逃げる側からすれば相手のとってほしくない選択肢をとるということだ。
そこで回避する側にとって重要なことは3つ。
どちらに曲がるか
いつ曲がるか
どれくらい曲がるか
では具体的にテクニックを教えてやろう。

今回教えるのは敵の射線を跨ぐ技だ。
初心者はとかく左に旋回しがちだがその後の状況を考えると
右に旋回した場合が良いことが非常に多い。
便宜的に相手進行方向に船尾を動かす旋回を順回避、その反対の旋回を逆回避と命名しよう。
操舵Rや船の旋回が遅いとこの跨ぎの最中にクリティカルを入れられる危険性もあるが、
相手の船をクリティカルエリアギリギリまでひきつけて旋回すれば
まずそのようなことはない。
なぜなら大砲の発射までにはタイムラグがあるからだ。
そして相手の船の速度が速ければ速いほどクリティカルエリアと相手の船が
重なっている時間は相対的に短くなり安全に旋回できる。
慣れれば絶対にクリティカルを貰わないで旋回できる。
人間の反射速度にも限界があるからな。
コツとしては図のように自分の船が長いクシで貫かれているようなイメージをして
そのクシを今見えている相手の船の船尾かそれよりも先くらいに移動させる位の角度操舵する。
なれないうちは視点を真上からにすると良い。
この跨ぎを覚えると非常に回避が楽になり、
また本来攻撃側が回避側の行動を支配している状況を逆転できるようになる。
これは少々難易度の高い余談になるが、回避側が上の図で左に旋回した場合、
攻撃側はクリティカルを狙うなら船尾を追って前進せざるを得ない。
回避側はすこしずつ旋回することで攻撃側の船を振り回すことが出来る。
この手法は主に敵の船を自分の味方のいるエリアに誘導したり
敵を無駄な位置に移動させて遊兵にするといったことで利用される。
例えばこうだ

味方Aが敵Aに対して自分の船尾クリをエサに敵の本隊から遠ざけ
一時的に2:3の状況を作り出している。
まぁこれは覚えなくても良い。
さて今回は覚えの悪い微笑みデブの為にクイズを用意した。
答えが見えないように少しずつ画面をスライドしてやってみろ。





落ち着いて考えればどれも簡単だが
いざ実戦となると問題3と4で逆方向に旋回して撃沈する奴が非常に多い!
どうしても船尾を狙ってくる相手にだけに気をとらわれて順回避をすることが多いからだ。
周辺視野が狭いとこの旋回後のクリティカルを狙っている船の存在に気がつかない。
DSのメヂカラトレーニングを買ってよく鍛えておくように。
2と3の旋回角度についてだが、
平行に前進している敵艦の船尾の後ろあたりに自分のクシ(船尾)を動かしていく位が良い。船の旋回のタイムラグ中に相手の船も前進しているのでちょうどいい感じになる。
次回は3人相手の回避を講義する。