今月の新刊

ZETMAN 4 (ヤングジャンプコミックス)

出るの早くねぇ?とおもいつつアメンオサ10巻と
また書き直ししてたから遅かったんだろうなと思われる
ZETMAN4巻(やはりそうだった)かったんですが、
アメンオサもすごいが、ZETMANすごすぎるね!
1,2巻買ったときから完璧なマンガだと人にもお勧めしていたが
マンガの枠を超えそうと言うか種でも割れたのか、なにか覚醒しつつある。
桂正和ってこんなマンガ書く人じゃなかったからなぁ。
昔からなんというかキャラクターに振った役割をきちんとロールプレイさせる
ような、支配力の強い映画監督のようにマンガを描いていたと思うが、
ZETMANはキャラが強すぎるのか作者がキャラに引っ張られているというか
成長するキャラに負けないようにがんばっているような気がする。
だから昔の桂のマンガは非常に読みやすかったが
熱が足りなく物足りない印象が強かった。
ZETMANの1,2巻あたりは熱をもっていてもまだ許容内だったが
4巻はあきらかにオーバーヒートしている。
ここまで書き込みもしっかりしていると
作者の体力というか命の危険を感じるが大丈夫なのだろうか?
やばいといえばジャンプでやってるブリーチもやばいことになってると思うが
こうなるとどう終わるかが非常に気になってくる。
すでに傑作といっていい物になっているのに作品全体を通して
それを維持できるのか?そしてきちんと目標地点で終われるのか?
できたら快挙だね。モンスターと並ぶ傑作になるだろう。
原作があるわけでもないし週間連載だし。
商業主義の中さまざまな傑作が途中で打ち切られたり、
無駄に続けされられたりしてきた。
売れてはいるわけだから打ち切りはないだろうけど、
売れすぎると終われなくなるから心配だ・・


4巻でちょっと気になったのは使った素体が6体となっていたけど
数があってんのか不安になった。偽高雅が何人かによって素体と思われるやつが
実はプレイヤーか人間だったっつーことになるが・・
建物のつくりからしても偽高雅が6人いてもおかしくなさそうだが
出てきてるのは5人。最初の収録終わったやつが応援に来たとしても4人。
ベッドでつぶれたやつも、木で自殺したやつも、ハンマーマンも素体っぽいしなー。
でも知性がばらばらだよなぁー。
偽造人間が一回しかコピーできないのかRWなのかによってもなぁ、変わるよなぁ。
寿命が短いから何回もは無理だと思うが・・
なんにしても今後の展開がたのしみです!