AI

カルドセプトのAIです。
一人だとなかなかやる気にならないカルドセプト
自分でAI作って対戦すると結構楽しめるもの。
自分のブックの調整には必須といってもいい作業。
ただAIは行動にパターンが決まっていたりするので人間のように臨機応変とは
とてもいかない。
たとえばシャッターはスペルにしか使わないとか
手札に6枚カードがあってもディスカードしないようにしないとか
侵略は勝てるか負けるかじゃなくて確立でしか進軍しないとか。
って感じでAIにはAIにふさわしい専用のブックを組んであげないといけない。

  • AI土単

ガーゴイル
ストーンウォール2
グリーンモールド2
ドライアド4
バンパイア2
マッドマン4
マミー4


ガセアスフォーム2
クレイモア
ホーリーグレイル


インフルエンス2
ドレインマジック2
フライ4
ホーリーワードX4
マナ3
スルト
スト2
ワイルドグロース2


AIの思考プログラムは
戦闘74735
スペル76927745
カード557712587784
に設定してある。
AIのブックカード選びで気をつけないといけないことは
AIはカードを使用する際に優先順位と行動の評価価値が決まっていて
AIにあらかじめ設定されている評価価値が高いカードから
使っていくということである。
コレは必ずしも人間がとる価値の高いとされる行動と一致しない。
というかかなり一致しない。
たとえばAIの手札にガーゴイルとワイルドグロ−ス、ホーリワードXがあるとします。
場にはすでに火地形にマミーがおかれています。
もしこの状況が序盤であるならマミーの土地にワイルドグロースをかけて
ガーゴイルを配置できるようにしておきたいところ。
ところがラウンド数による行動の変化がAIにはないため
ホーリーワードを絶対に使います。
なぜならAIにとっては土地価値の変わらない地形にワイルドグロースをかけても
現魔力150の損失と写るからです。
自分の地形にワイルドグロースを使わせるためには
自分がほかにもレベル3(土地価値320)以上の土地形を支配していること。
そうすると火地形のマミーにワイルドグロースを使って連鎖による利益を得ようとします。
AIの「効果のみこめるときのみスペルを使う」の設定でコレは変わります。
ただしすべてのカードの使用において一律で設定されてしまうため非常に
設定が難しいです。
たとえばラストを使用する条件が敵セプターが2枚以上アイテムを持っているとき。
にしたいと思ったら、その設定値を7以上にする必要がありますが
そうすると通常時にヘイスト、ミスルトは一切使わなくなります。
ヘイストは相手の高額領地を跳び越すときのみ、ミスルトはアイアンアイドルが
おかれたときなどとなります。
一見いいことのようにも思えますが計画的行動という概念を持たないAIは
手札を温存したままどんどんディスカードを繰り返していきます。
具体的に各スペルごとに使用の際の魔力に換算した
評価基準を設けられればベストなんだけどねー。
地形変化カードは魔力300分の利益があるときとか
ランドプロテクトは2連鎖で土地価値480以上の土地にかけるとか。
AIは行動をすべて魔力に換算して行動価値を計算するから
土地から受ける地形効果を考慮しないんだよなー・・
手札にワイルドグロースとインフルエンスをもっていて
マッドマンがいる土地価値840の水地形と土地価値100の火地形が二つあったら
絶対にマッドマンのいる地形にインフルエンスをかけちゃうモンなー。
そこらへんが実に応用利かないところ。
敵の地形に連鎖崩しのために地形変化カード使うときも
なぜか地形効果の高い土地よりも地形効果の低い土地にカードを使うことが多い。
魔力的にはどっちの地形にかけても一緒だが地形効果と地形変化のためのコスト、
自分からの侵略を考えたら地形効果の高いほうの土地を攻撃するのが普通だが
なぜかそうしないことが多い。
コレも仕様か・・・とにかくAIのブック構築、プログラムは奥が深い。
ぜひやってみることをオススメ。