さて、今日は前回に引き続き援軍についてだ。
前回援軍についての重要性はタップリと述べたように
数的有利な側が適切な位置で援軍に入ることができれば
数的不利な側は逃げることもできず5:10でボコボコにやられることとなる。
そこで戦力的に劣る軍団が数の多い敵と互角に戦う為に編み出されたのが
「青ゾーン戦術」だ。
現在この戦法はペアでの運用が基本となっている。
次の図をみろ

青ゾーンの中にいる艦隊は交戦を仕掛けることが出来ない、
仕掛けられることがない、という特性を活かして
青ゾーンの外にでた味方の援軍に確実に入ることができる戦法だ。
この戦法を使うことによりとりあえず数的な差はなくなる。
艦隊の質が上回っていれば勝利も十分に可能だ。
多数の敵に包囲され港に押し込められた場合、
まともに戦う為にはこの戦法が必須となる。
ただしこの戦術にも幾つか注意点がある。
まず一つはペア同士の呼吸を合わせること。
どちらの艦隊が仕掛けをし、もう一方が援軍に入るか事前に打ち合わせしなくてはならない。
さもないと両艦隊が青ゾーンから出て、
敵から攻撃されペアを分断され各個撃破という目にあうこととなる。
次に提督の防御である。
実際の戦闘をすれば直ぐにわかるが、この戦法をとると青ゾーン戦法を取る側の
提督は敵にもっとも近い位置での戦闘開始となる為危険度が高くなることが多い。
味方は援護を常に考えねばならない。
攻撃だけしたいとか戦功だけほしいというようなクズがいたら
直ぐに刈り取ってやるぞ!このヌケサクめ!
そして最後、コレがもっとも重要なことだが、
「次の戦闘を考えた位置で戦闘をする」ことである。
これは数的有利側でも非常に重要なことだ。
なかなかこのことまで頭が回るやつはいない。
図を見ればわかるように、戦闘エリアは青ゾーンと
その外の一般交戦ゾーンの両方にまたがっている。
つまり、戦闘終了時に青ゾーン、または直ぐに青ゾーンに入れるポジションにいれば
再び敵に攻撃されることもないので分断の危険もない。
逆に青ゾーンの反対方向にいた場合、
戦闘終了後直ぐに敵に攻撃される可能性がある。
数的不利を考慮すれば分断され、各艦隊で5:10の戦闘になる可能性も十分ある。
こういった事態を避けるため、またこのように敵を引きずりだすために
戦闘中もどこで戦うか、どこで仕留めるか、ということは重要になってくる。
優れた兵士に求められるのは腕だけではない!
頭をつかえ!セガサターン